“しまさん”の2019年年次事業報告書

こんにちは、かれこれブログも2年目に入ります、しまさんです。
今日で2019年、平成31年もしくは令和元年が終わります。僕自身、いろいろ楽しくも苦しい1年でした。

さて、今年から”年次報告”を作ってみることにしました。構成としては下記のような感じで。

というわけで早速ですが書いていきます。

0、初めに

僕は、2018年5月のGWからブログを開設して、ツイッターアカウントを新設(プライベートアカウントとは別に)して、「公益性とは」「お寺のこれからを考えよう(お寺をアップデート)」を皮切りに発信を始めました。

気が付いたら1年半続いています。断続的ですが。一応会社員なので、あくまで「個人の趣味の活動」として、いろいろ投資をしたのが2019年だったと思います。ともかく風呂敷を広げに広げた年でした。これについては詳しく後で書きます。

今回、こんなことを書くことにした理由は3つあります。

1つ目は、「あまりにも僕自身のやってきたことに対する自己評価が低すぎる」という指摘を受けて、ひとまず「何したんだっけ?」という整理をして「こんなこともできてたのか!」と自分で驚く経験をしたいと思ったからです。

2つ目は、「自分がやってきたことは楽しかったはず」だからです。どういうことかというと、「僕自身がやりたい、果たしたいこと(=楽しいこと)しかやりたくない」という人生観にあるからです。過去やってきたことは楽しいことなのか、そうじゃないのか、そしてそれは心から楽しめていたのか、その証明をしたいと思ったからです。

3つ目は、自分がやってきたことは「自分の向きたい方向に向いているのか」を整理して、捨てるものと残していくものをしっかり見定めたいと考えたからです。2019年は正直時間不足過ぎました。なので、2020年は何にコミットするのかを考えることにしました。年末年始くらいしかできないことな気もするので。

以上3つの理由から、2019年の事業報告をさせていただこうと思った次第です。それでは、次の項目から具体的にお話させていただきます。

1、しまさんの目的・ビジョン

まずは僕のビジョンについて、まずは整理したいと思います。

10月に開催された「近未来カンファレンス」。そこで出会った言葉「自分軸プロフェッショナル」という言葉通り、自分軸を極めることを当面の方向性に据えます。(このとき質問してよかった。。。!)

また、そのときに会った人に、ばっちりコーチングされてかなり整理されました。そこに加筆する感覚でこの部分は書こうと思います。

「苦悩や人と向き合うこと」

僕の人生の目的としては、「苦悩や人と向き合うこと、伴走することでやさしい社会や幸せな社会を実現する」ことです。プライベートでも、自分の仕事の上でも、譲れない目的です。

苦悩と向き合うこと自体は、実は昨年から動き続けていました。具体的には、就活相談を受けること、悩み相談をされたら積極的に伴走することでした。詳しくは後述します。

この「苦悩に向き合うこと」は、大阪で劇場型寺院を創った秋田上人の『葬式をしないお寺』にも書かれていたことで、僕が「お寺をアップデート」という言葉を発信し続ける中で、やっと見つけた一つの解だと思います。

現代が抱える「苦」と向き合う、たくましい個人の主体性を育て、それを縁のネットワークに編み上げること。そして、他社とともに生き、思いやる「共生(ともいき)の社会を実現することが、この時代に要請される、お寺の最大の使命だと思います。

「葬式をしないお寺」秋田光彦著より

秋田上人は、お寺に対する要請として「苦」と向き合うを取り上げていますが、僕は個人として「苦悩」と向き合うことを、お寺を通して、または僕自身の仕事、活動、プライベートにおける関係性において追求したいことです。

「やさしい社会・幸せな社会を創る」

この方針は、フレームワークとして下記のような形でできています。

これ通りにするとビジョンが作れちゃいます。ほんとに。

つまり、最後実現される形は「やさしい社会・幸せな社会を創る」ことです。

僕が、苦悩または人と向き合い続けること、伴走することが、やさしい社会をゆくゆくは作るだろうし、その人の幸せやその人を含んだ社会の幸せに作り上げられると思います。

後述する事業も、すべからく 「やさしい社会・幸せな社会を創る」 の目的に従い、「 僕が、苦悩または人と向き合い続けること、伴走すること 」を実直に進める内容になっているわけです。

その「向き合うこと」に対する姿勢についても書きました。

宝石に”なるかもしれない”日|しまさん|note

僕が果たしていくことが分かったところで、実際の中期計画まで見ていきましょう。

2、中期計画とその進捗

僕が今年から具体的に実行していた事業について、具体的には3つに分かれます。

それぞれの事業の解説と、中期計画について発表いたします。

①お寺をアップデート事業

名前の通り、「お寺をアップデートする」事業です。

具体的には、お寺の活性化のためのヒント提供、お寺の活性化手法のルール化、お寺の経営マインドについての発信、さらにはお寺の活性化のためのイベント開催・フィードバックを通した発信を実行しております。

中期計画として、僕が30歳までに実現したいことを決めております。それは、「お寺を 「苦悩を持ち寄れる」場、 「幸せになるきっかけ」の場にすること」です。

これは、僕が大学時代の研究「宗教法人の情報開示」を書いている中で、お寺のポテンシャルに気づき、一方でそのポテンシャルを活かせていない事がもったいないと感じて、ブログに書き始めたのがきっかけでスタートした事業です。

具体的には、「ブログ」「イベント企画」の2つがメインです。

ブログに関して言えば、気が付いたら、2年以上「お寺をアップデート」と言い放っているわけです。

次の お寺 を考えよう 駆けだし – しまさんのお寺

当初は、ツイッターで集めた情報や過去の研究からの引用が多かったのですが、気が付いたらお寺さんに訪問するようになりました。

ついでに言うと、これからやっていくこと、としてしっかり描いていました。

お寺 の未来を語る、タダのお寺息子のボクがこれからやっていくこと。

詳しくは上記の記事内に書いているのでそちらに譲りますが、 「お寺を 「苦悩を持ち寄れる」場、 「幸せになるきっかけ」の場にすること」 ということを果たすために進めなければいけない事は下記のとおりです。

・お寺のイベントを成功させられるようになること
・お寺で「寄付集めができる」ようになること
・お寺に人が集まるきっかけを作れるようになること
・お寺でソーシャルな活動ができるようになること

自分自身でここまでできるように行動していきたいと思います。

特に、ブログ発信に限らず、リアルな場に出ていくことや実際のイベント企画等で上記の実績を創れるようにしていきます。

2019年は基本的には投資の期間でしたが、2020年は具体化のフェーズ、2021年にはひとつ形にしたいです。

また、お寺とNPOなどの団体のコラボのカタチ、お寺×ソーシャルの形を「宗隆寺モデル」として発信できるようにしていきます。長期的には各地のお寺でお寺×ソーシャルで1点突破・全面展開にコマを進められるようにします。

お寺 ×NPOの可能性と、僕がNPOとお寺をコラボしたい理由

2020年のリソースのほとんどはこちらに投下予定です。

②伴走支援事業

こちらは、特に個人的な活動領域になります。具体的には「悩み相談をしっかり受け止める」事業です。ですが、大事なのは「長期的に伴走して、向き合うこと」です。一回相談して終わりじゃなく、継続的に一緒に「苦悩と歩く」ことを目指します。

現行では2つやっていて、1つは就活相談、1つは純粋な人生相談です。

就活相談において、本来は1回でとどめることが多いのですが、僕は継続的にフォローしたい人をフォローしていました。その中での発見もいくつかありました。

発見したこと。おかげさまで後述するソーシャル事業にもつながりそう。

活用したサービスはMatcherというアプリです。気になる方はぜひ。僕のプロフィール参考例は下記よりどうぞ。

嶋田 尚教さんのプロフィール | Matcher(マッチャー)

こういった苦悩と一緒に歩くこと。それによって相手が幸せになればいいな、そんなことを思っています。それは個人的な悩み相談も同様です。

ただし、リソースの投下量を「お寺をアップデート事業」に多く配分するため、こちらは2021年まで、自分にメリットがある場合を除いてほとんど撤退予定です。特に就活相談については、来年一切やらないことにします。

ただ、伴走支援自体は自分がやりたい「苦悩と歩く」こととはつながってくるため、悩み相談自体は引き受けて、伴走していける体制を構築します。1つに事業を絞っていく予定です。

③ソーシャル事業

3つめのソーシャル事業では、オンラインサロン「NPO未来ラボ・やさしい未来ラボ」での活動、NPOのファンドレイジングの伴走支援が中心となります。こちらのビジョンは「ソーシャルインパクトを創る側に回る」です。

これまでも、寄付する、ボランティアするなどいろいろやってきましたが、より具体的に団体に入りこんでの伴走支援が2020年より本格的にスタートします。

オンラインサロンでは「ファンドレイジング部」の取りまとめとして、ファンドレイジングについて学び合う環境の整備につとめます。

やさしい未来ラボ

団体さんの支援もプロボノから少しずつ事業化を目指していきます。ファンドレイザーとしての仕事を取れるように、一歩一歩は小さいですが、動きを見せます。

また、今後は「お寺をアップデート事業」とも兼ね合わせていきます。お寺×NPOの事例創り、お寺自体のファンドレイジングのコンサルティングを事業化していく計画です。

【#FRJ2019】 お寺のファンドレイジングって、できると思うんだ。 – しまさんのお寺

その点でも、「お寺をアップデート事業」同様注力をしていく分野となります。

その他事業

そのほかにも事業をいくつかスタートしています。こちらも少しずつ整理していきますが…

〇note

突如10月に書きたくなって書き始めたnote。

しまさん|note

今後もnoteは集客及びブランディングに活用します。また、「スマホでパパっとかける」点から、長めのツイッターとして活用します。

〇Webメディア

こっそりと、「お寺をアップデート」というウェブメディアを創りましたが、全く運営できず。2020年初めにドメインの期限切れとともにおさらばです。。。

3、2019年ハイライト

2019年は、「増」の年でした。

仕事が増えた、やりたいことが明確になるにつれて増えた、そしてツナガリがすごく増えた年でした。来年以降にかけた、まさに拡大するための充電期間だったんじゃないでしょうか。

先ほどは、3つの事業の中期計画についてまとめましたが、では2019年にやってきたことを四半期ずつ、数字とともに書きます。

37+15 …作成記事数

ブログとnoteの合計作成記事数は42記事。

内訳は下記の通り。

お寺をアップデート事業:20記事
ソーシャル事業・note:27記事

もう少しペース上げていきたいですが、リアルでの活動も増えるので、無理しない範囲で発信を続けます。

837 …ツイッターフォロワー数

結構ガチでつぶやき続けていたツイッターは気が付いたらフォロワーが800を突破していました。ただ、年内1000を超えたかったので少し悔しいです。。。

2つの資格取得

2019年は「相続診断士」と「准認定ファンドレイザー」を取得し、「お寺で終活」の道と「お寺でファンドレイジング」の道の一歩目を作りました。

今後も、「 お寺で終活」「お寺でファンドレイジング」 を広めていく活動を、ブログに限らず、すでにかかわりがあるお寺さんに広げていきます。

お寺 が終活セミナーをやるべき3つの理由【お寺×終活】

47 …関連のイベント参加

カウントしたらめっちゃありました。。。代表的なものをいくつか。

〇ごえんさんエキスポ

11月に築地本願寺で開催された「ごえんさんエキスポ」。こちらではtwitterで見たことあるお坊さんのオフ会みたいになっていました。

1日かけて、多くのつながりができました。何しろ、顔を合わせたことがないお坊さんも多かったので、顔見知りになるだけでも安心感があります(SNSはやはり…)。

また、お坊さんがやっている取り組みの内容を調査できた点も非常に有意義なイベント参加でした。

〇ファンドレイジング・日本2019

こちらは、ソーシャル事業のところでも言及した「 お寺×NPOの事例創り、お寺自体のファンドレイジングのコンサルティングを事業化していく計画 」の一部に入ります。

「寄付集め」「共感集め」をする「ファンドレイジング」。そのファンドレイジングについての日本最大のカンファレンスがファンドレイジング・日本(FRJ)です。

ここから、自分のファンドレイジングの技術についても学んだ一方で、つながりを増やしたこと、さらに「お寺でファンドレイジング」をするためのヒントも探すことができました。

お寺 は「日本の寄付文化」を攻略せよ【#FRJ2019】 – しまさんのお寺 お寺 に地域・市民参加の場を作ろう【#FRJ2019】 – しまさんのお寺

かなりの自己投資ができたイベント参加でした。

〇レトルトカリー寺@川崎

実家の寺院で初の主催イベントを開催しました。結果は正直よろしくはなかったのですが、10名の参加を2週間で集められた点ではむしろ上出来な気がします。

檀家メインのお寺で一般向けイベントをやってみた!【#カリー寺】

これに懲りず、来年は主催イベントをもっと放ちます!

まとめ

中期計画に対して、2019年は、「投資」の年でした。

お寺をアップデート事業においては、事例となった寺院への訪問や話をお伺いする、さらに主催イベントも開催できたため、大きな前進を見せました(特に10月以降)。

伴走支援事業については、就活相談は10件を超え、就活以上に人生相談の体をなしたものもありました。ただ、今後はほかに注力するため、縮小していくことになります。

ソーシャル事業については、自己投資にあてた1月から10月のおかげで、11月以降で仕事をいただけるようになりました。次は事業にしていく段階が見えてきました。

2019年、多くのリソースを投下して、回収があまりできなかったですが、辛抱して続けていく中で、11・12月に少しずつ事業の芽が出てきております。2020年のスタートは晴れやかにいきたいものです(厄払いもしたし!)

4、2020年計画

最後に、2020年の計画を。

①お寺をアップデート事業

主催イベントは2019年は1回にとどまりましたが、2020年は6回必達で行きます。もちろん、質にもこだわって。

現状でやる事を検討しているイベントは下記のとおりです。

〇自己理解セミナー(2,3月)
〇Templemorning(不定期、初回2月)
〇終活セミナー(8,9月)
〇カリー寺(5月8日)
〇ファンドレイジングピッチ(10月以降?)
〇その他NPOとのコラボイベント

それらをすべて記事にして、ほかの寺院もマネできる形に仕上げていきます。

加えて、寺院への寄付を募るためのファンクラブ制度の構築にも挑戦します。こちらも作り方をレポートにしようと思います。

②伴走支援事業

2020年は、こちらの事業を注力対象から外していきます。もちろん、相談されたら応えていきますが、振り切らない事にしていきます。

③ソーシャル事業

現状、2件のファンドレイジングのお手伝いをしておりますが、もう2件増やして、全部で4件のファンドレイジングの支援をお仕事としていただけるようにします。そのための商品作りにも注力していく1年になります。

また、NPO関連のイベントを3件以上、主催・共催し、ソーシャルインパクトを小さくても確実に創っていく人として活動します。

現状、3月に音楽団体を対象にしたKIFUBARを企画中です。それ以外にも、お寺×NPOの事例創りもスタートし、2020年はお寺×ソーシャルで一点突破を目指します。

さいごに

かなり長くなりましたが、もしここまでお読みいただいている人がいらっしゃったら、感謝申し上げます。ご拝読いただき、ありがとうございます。(製作時間4時間かかってます…)

この記事を書いたのは、僕自身がいままで何をしてきて、どの方向性に向いていくのか、まとめて、実績ややってきたことを可視化しようと挑戦したものです。

また、情報開示していくことで、今までつながってくださったみなさまへの感謝をお伝えしたい、という点もあります。加えて、今後の活動に、一緒にチャレンジしてくれる人が手を挙げてくださるのではないか、という淡い期待もあります。

来年は、任意団体として「寺絆(てらはん)」を立ち上げます。

お寺をアップデート事業、ソーシャル事業は、それぞれ「いばしょ事業」「おてらソーシャル事業」という形で落とし込まれます。ただし、僕自身の事業としてファンドレイジングの事業やブログ、noteは引き続き注力し続けます。

2019年はとても苦しんだ年でした。その中でも作ってきたものがありました。2020年は「絆」の年にしたいと思っております。

それは、いままでできたつながりや積み上げたものを「お寺と社会に絆を作る」という方向性に持っていく年にする、という決意です。

最後になりましたが、2019年、お世話になった方には感謝申し上げます。そして、2020年も、「しまさん」の応援をよろしくお願いいたします。

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