相続 の問題を、お寺息子兼相続診断士が解決に挑む!

こんにちは、しまさんです。

日本が高齢化社会と言われて久しいですが、そんななか終活という単語も同時に聞くようになったのではないでしょうか?その中でも無視できないのは、相続です。

まわりの方で「相続でもめてしまった」という話聞きませんか?

僕の場合は、お寺に住んでいたこともあり、そういった話も聞きました。

しまさん
しまさん
この記事では、僕がお寺の息子として、また相続診断士として、どうして相続問題に取り組むのか、これからどうしていきたいのか、について書きます!

注目される「相続」

相続トラブル

NHKのクローズアップ現代でも、相続トラブルについて取りあげています。

相続トラブルは、人が亡くなれば必ず発生する、相続に関する、「ヒト」「モノ」「カネ」のトラブルです。

「ヒト」の相続トラブルであれば、「愛人がいた」「あの子は断絶しているはずだ」といったトラブルです。

「モノ」の相続トラブルであれば、「家を誰が引き継ぐか」「あの山は誰のものか」「この財産は俺のものだ」といったトラブルです。

共通するのは、トラブルの末に「家族はバラバラになってしまう」ということです。

親子仲、兄弟仲、親戚仲などなど…そういった仲の良かった家族でさえもぶっ壊すのです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、残念ながら、他人事ではありません。

相続トラブルの件数は意外と多い

相続トラブルの件数は、2014年に8664件発生しています(家庭裁判所における遺産分割調停・認容件数)。といっても実感がないと思いますが、死亡数が127 万 3020 人と考えると、0.6%、実に1000人に6人の死亡者から相続トラブルが発生しています。(司法統計より)

ちなみに、「調停」は、家族間で話し合っても進まないので裁判所の調停官を挟んで交渉することを指すので、確実に家族間の仲は壊れてしまっています。

あと、「親に財産なんて大してないし…トラブルなんて、芸能人とか資産家とかに起こるトラブルでしょ?」という方、全然そんなことないし、むしろ財産額が少ない方が揉めています。

2014年の8664件のうち、財産額が5000万円以下の件数は実に6000件以上あります。つまり「ほぼ財産額が少ない相続がトラブルになっている」ということです。

お金とか人とかのトラブル。正直醜いのですがそれが人間でもあり…。

相続診断士とは

そんなトラブルを未然に防ぐ方法を提案するのが相続診断士です。

相続診断士とは?相続診断士協会のウェブサイトはこちら>>>

具体的には、ご高齢の方で、息子や娘がいて、または奥さんや親族がいる人に、エンディングノートをしっかり書いていただき、亡くなる前に自分が後世に伝えたい思いや考えをしたためてもらい、安心して相続をしてもらうという役割をします。

普通は、弁護士や税理士、司法書士や行政書士などの国家資格と組み合わせて持っている方が多いのですが、僕は全くそういう資格なしで相続診断士を取得しました。

それはなぜか?

シンプルに言うと「お寺の息子」として、相続による争いを無くしたい、争族を予防することで、安心して死ぬことができる社会を作りたい、そういう思いがあります。安心して死ぬことができる、だと不足なので、「思いを伝えて、余生は幸せに過ごせるように」という方が良いかもしれません。

では、たかがお寺の息子が取得して、どう活用するのでしょうか?

お寺息子が挑戦する”笑顔相続”の布教

笑顔 相続

何をしていくのか

お寺の息子である僕が、相続診断士を、お寺で終活を相談する人に向けた終活コンサルを実施するために活用するつもりです。

また、お寺さんが終活に取り組むヒントの一部として活用してもらえるように知見を提供していきます。

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実際、お坊さんはスピリチュアルな悩みに限らず、現世の悩みもまるっと聞いて、終活の話ももちろんします。そこで、相続問題についても相談できるように、相談内容に付加して、受け付けられるようにしたいと考えています。

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何を目指すのか

僕が相続診断士として目指している方向性として、「お寺から、相続で家族が崩壊するという社会問題を啓発し、笑顔相続を布教すること」があります。

すなわち、お寺というお檀家さんや地域住民といったコミュニティメディア(コミュニティを取り持つヌシみたいな存在)において、相続で家族が崩壊するという社会問題を啓発して、円満に相続を進めることを社会に広めます。

「相続で家族が崩壊する」のは、主には亡くなった人の想いが家族や仲間に伝わらず、家族が勝手に財産の取り合いを始めてしまうなどのいわゆる「争族」「もめた状態」が生まれることを指します

そのようなトラブルで、家族が崩壊するのは、社会問題です。

ですから、生前に家族で相続について話し合って、その人の想い(何を大切にしてほしいか、何を守ってほしいか)を伝えて、その伝えた想いを元に生前対策と言われる遺言やエンディングノートを作っていくことを啓発し、その啓発を通して、”笑顔相続“を増やし、争族を減らしていきたいのです。

これは、お寺を通しての社会貢献活動であり、「お寺を救いや幸せのインフラにする」という僕のやりたいことにつながってきます。また、相続診断士の使命である「祖先や家族・仲間に感謝し、その想いを共有し、笑顔の相(すがた)を続けること」は、非常にお寺イズム、ブッディズムを感じるのです。

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こういった理由で、僕は相続の問題解決に挑戦して、まずは身近な方から、お寺の関係者から、笑顔相続を布教して、今度はその周りに伝えられていく、という流れを作りたいなと考えております。

お寺の相続診断士に相談してみませんか?

相続診断士

上記のような想いで、相続の問題に取り組み、ひとつでも多くの「争族」を無くしたい。

それは、お寺というエンディングに寄り添う、スピリチュアルな悩みに寄り添う場所だからでこそできる。

「お寺の息子さん、というくらいだから、専門家ではないのだろう」という方。

相続診断士を取得している以上、他士業との協力を通して、しっかり笑顔相続のサポートをしたいと思います。

まずは、どういったことをすればよいでしょうか?」という方。

まずはしっかり、相続がもめる可能性があるかのチェックを実施して、そこからどうするか一緒に考えましょう。

ぜひ、最初のご相談でお金をとることは一切ありません。

下記問い合わせフォームから、問い合わせください。

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