お寺 はバズワードだ!お寺の単語で検索が上昇中???
もくじ
お寺 はバズワード!?
最近、調べてみて、意外な事実が。「 お寺 」というワードを、Googleトレンドでどのくらい検索されているか調べてみたのですが、下記のように結果が出ました。
そう、少しずつ伸びてきているのです。具体的に数字を追うと、
2004年1月 16/100 → 2018年12月 47/100
人気度を0~100で評価した数値で検索されている、関心が高いかをGoogleが計測したものです。
これからバズワード(検索数が急に伸びたり、純増しつつある単語)として、じわじわ一般人の関心を持ち始めているといえます。
これは、インターネットの動きですが、社会的に検索数が増えている、気にかけている人がいるという根拠になります。
インターネット検索に対する対策を強化するとどうなるかというと、「若年層が入りやすくなる」という利点があります。
検索数が増えている=若年層の関心が少しずつとはいえ高まりつつある、とも言えます。
では、そんな若者に関心を持ってもらうチャンスに、どのようなことをお寺はやっていくべきでしょうか?
お寺も検索される時代
実は、以前もお話しした「お坊さんの態度はお寺の評価になってしまう」という記事にも似たことを書いています。
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そう、「お寺」というワードがバズワードになると、その地域のお寺さんも一緒に検索されるようになります。
たとえば、「埼玉 お寺」で検索すると、真っ先に目に入るのはMEOと呼ばれるエリアになります。
このエリアは、自分で「Google マイビジネス」のアカウントに登録するか、自動的に地図の情報と紐づけられるかで表示されるようになります。
アカウントに自分から登録すれば、自分の好きなように情報は作れますが、自動的に紐づけれられると、気が付いたら「なんか☆1とかついてるんだけど、、、」とか「悪口書き込まれてるじゃん!」とかが発生して、確実に不利になります。
また、星の数や評価としてのレビュー(いわゆる口コミ)、内容、検索した人がいる場所との距離によって、さらに上位表示されるかが決まります。
より「いろんな人に来てほしい!」というふうにお考えのお寺さんは、ぜひ「Googleマイビジネス」に登録して、情報をしっかり入れて、ちゃんとした口コミがいただけるようにしてもらうと、検索で引っ掛かる可能性が高まります。
自分のお寺が有利になるため、というよりは「変なマイナスを被らないため」にも、登録してみるのはいかがでしょうか?
お寺の存在価値を発揮、の前に存在をアピール
こういう話をすると、「うちのお寺は檀家にさえ知ってもらえればOK」という声があります。
でも、自分のお寺がマイナス評価ついていたら、お檀家さんも心配になると思います。
あと、お檀家さんがいつまでもいるとは限らない、ので、ぜひいろんな人に存在を「知ってもらう」ことを始めてもらいたいな、と思います。
例えば、「うちのお寺は、こういう宝物があってだね…」というのも、存在価値が高いとお寺かと存じます。でもね、そもそも「存在」を知られていないと存在価値に触れてもらうことも難しいと思いますよ?
「地域誌で顔出しているし、ポスターもあるよ!」という方も、インターネットの検索の強さには勝てないです。最強に拡散力があります。
だから、検索されてみつけられるような準備をして、「お寺」というワードで来てくれる人をどんどん引っ張っていきましょう!
MEOの作り方について直接聞きたいよ!という方はこちらまで↓
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1995年神奈川県川崎市のお寺生まれ。中高は全寮制男子校に6年間通い、その後横浜国立大学経営学部にて「宗教法人の情報開示 ~公益性の観点から~」をテーマに、ソーシャルセクターの中の宗教法人の情報開示を、公益性・社会性の観点から評価し、開示する方法を研究。その後はコンサルティング会社で働きつつ、「#お寺をアップデート」を合言葉に、お寺をソーシャルグッドな存在にするための方法や、お寺のこれからのカタチを発信している。また、実際にお寺の現場に訪問し、お寺のアップデートを実際に手伝うことも。詳しいプロフィールはこちら>>
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