「お寺の未来を考える」「お寺のこれからを考える」「お寺を改革しよう」

お寺は「何か変わらなければいけない」と危機感を感じて、実際に考えて行動しているお坊さん、または寺務員さんが増えてきています。

例えばSNS発信をしてみる。ツイッターでキャラクターを作って、お坊さんとしての価値を外に見せる。

または、会社の経営を始めてみる。そんなことを始める方もいらっしゃます。

でも考えていただきたいのです。

「もともと、お寺はどういうことが求められていたのだろう」と。

僕は2つ考えます。

1つは、「お寺は社会にいる人たちを救う、癒す役割がある」と考えます。

これは、「仏教を広める」という本来のお寺の役割に近いのですが、ただ単純に「布教する」だけではありません。

より積極的に、「悩める人」にお寺が寄り添っていけるように、またはお寺が「悩める人」が近づきやすい避難場所になりましょう、という意味が近いでしょう。

もう1つは、「お寺は、社会を良くするために動く役割がある」と考えます。

これは、お寺という(旧制度上の)公益法人に属しているということも理由の一つにはありますが、一番の理由は「社会事業をすることがお寺に求められるようになってきた」ことが挙げられます。

お寺が地域の市民活動(ゴミ拾いとか市民講座とかコミュニティ作りとか)の中心となって活動していく。そのような姿がこれから当たり前になっていきます。

また、社会活動(災害・海外ボランティア、地域ボランティア、地域の社会活動の支援など)もお寺が自身のネットワークや資源を活用してより役立つようになります。

これらの役割を担っていくことが、お寺の未来を長期的に創っていくために重要になっていきますし、これからの時流と言えます。

では、このウェブサイトではどのようなコンテンツを提供していくかについてもお伝えしたいと思います。