ラジオ好きが始める「読むラジオ」【ちょっとずつ移植します】
こんにちは。久しぶりのブログ更新です。前回更新はなんと昨年8月。
そりゃあ、久しぶりですね…と言いつつ、noteでは個人的に響いた曲紹介×勝手な(?)心情をまとめたものを書き綴っていました。
一番新しいのは、「愛に普通はない」なんていうテーマで、曲はKANの「愛は勝つ」、プラス書籍で岸田奈美さんの『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を取り上げました。
実は、とあるきっかけで、少しずつnoteに綴ったものを見返しつつ、移植しリライトする、ということをしていこうかなと思っています。
素敵な記事だからでこそ、「ちゃんと自分のものにしたい」と考えつつ、「過去どんなことを感じたんだろう?」という自分と向き合う機会を作る、という目的でやってみようと思います。
もくじ
そもそも:なぜ「読むRadio」にしたのか
そもそも、この名前「読むRadio」に込めた想いのところを。
約15年前、学習塾の帰り、親の送り迎えの車の中で流れていたのが、ラジオだったんですよね。
最近の車では、Bluetoothでスマホをつないで音楽を流したり、テレビが見れるようになったのでテレビがナビに映っていることが多いと思います。
でも、当時はテレビも電波が安定していなかったので、「車の中はラジオ」という不思議な特別感がありました。
79.5MHz
当時流れていたのは、月~木20時以降の時間帯のラジオバラエティ、「The Nutty Radio Show 鬼玉」だったんですよね(後に、 「Nutty Radio Show 鬼魂」 「Nutty Radio Show The 魂(ソウル)」と来て、今は「FAV FOUR」)。
どんな番組だったかというと、番組内通して「丸決」というコーナーがあり、「テーマに沿って投稿して、パーソナリティが「それだ!」と思ったら「ハンコ」として、ステッカープレゼントをする」というシンプルなものが通しであった。
それ以外にも、各パーソナリティのキャラを活かしたコーナーが組まれていたり、普通のお便り「ふつおた」の紹介があったり。声しかないはずなのに、十分面白かったんですよね。
言葉で人を喜ばせる仕事って、すごい
気が付けば、あの頃から「何かを話して、人を笑わせる」ことに対するあこがれがありました。
当時は、面白いことを言って笑かすのは自分には無理なのが分かっていた(といいつつも、知り合いの関西人のノリを覚えたおかげでかなり改善したが)ので、あこがれはいつのまにかコンプレックスに変わっていたかもしれないけど。
その時のパーソナリティの1人、「バカボン鬼塚」という方が一番面白かった。※今も現役ですが。
常にハイテンションなおっさんだった。
Wikipediaによれば、
ラジオ番組では音が割れるほどのハイテンションなしゃべりが特徴である。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:バカボン鬼塚の項目より
意味のないフレーズの絶叫を入れたり、ヨーデルやオペラを歌ったり、いきなり声色を変えたりすることがあり、本人は「言い方芸」と称している。
というのがあった。実際、絶叫だけの時間があったり(ガチ)、ヨーデルやオペラ調でお便りの返答をしたり、普通に考えて「ラジオとしてあかんのでは?」ということを普通にやっていた。もちろんトークも面白い。
そんなわけで、関東圏で車に乗ってるときは、いつもNACK5を流しています。
曲やアーティストを知るきっかけも…
そんな、ラジオに一番はまって聞いていた時は高校1~3年のころで、夜に限らず、昼にも聴いていたし、Radikoのサービスを知ってからは、ネットで聴くことも増えていました。
あと、何よりも合間合間に挟まる曲で、最近流行ってる曲を知る、なんていうことがあった。ブルーハーツやクロマニヨンズにドハマりしていた僕に、スキマスイッチやMr.children、最近だと米津玄師やbacknumberなどを教わったのもラジオだった記憶です。
ラジオデイズと僕の「Radio」
そういえば、ラジオに教えてもらったバンドに、スピッツもあった。
そのスピッツの曲に「ラジオデイズ」という曲があります。
この曲に書いてある「ラジオ」が教えてくれたこと、救ってくれたことが、自分が当時受験期だった僕を支えてくれた気分とすごくマッチしているなあと。
足が重くて 心も縮むような
そんな日々を拓く術を 授けてくれたのはラジオ
したたかに胸熱く 空気揺らしてくれるラジオ
スピッツ「ラジオデイズ」より
この部分はもしかしたら、アーティストとしてのスピッツ自身の話をラジオに例えていただけだったのかもしれないけど、実際、僕がラジオを聴いていて、「したたかに胸熱く 空気揺らしてくれる」と感じたことはある。
僕の書いた記事で「空気を揺らす」ことは物理的にはできないかもしれないけど、心を動かす、僕の胸の熱さを伝えることはできるかもしれないな、なんて。
だから「読む」ラジオ。
綴る言葉が、ラジオのような存在になればいい
もう一つのフレーズが、さらにその僕の想いを代弁してくれる。
新しくなっても 痛みを越えても
大人になっても 君を求めている
こんな雑草も花を咲かす 教えてくれたんだラジオ
したたかに胸熱く 空気揺らしてくれるラジオ
どんな夢も近づけるように 道照らしてくれたよラジオ
危なそうなワクワクも 放り投げてくれるラジオ
スピッツ「ラジオデイズ」より
歌詞通り、僕はたまにキミ(=ラジオ)を求めて、ある意味では郷愁を、ある意味では「道を照らしてくれる」存在を、ある意味では「危なそうなワクワクを放り投げてくれる」存在を求めて、スイッチをオンにしている。
そんな感じで、僕の日々の曲で気づいたことに限らず、勝手に書いて発信したいと思った内容を、僕の「読むRadio」として発信していこうと思った。うん、それがいい。それで行こう。
ちなみに、最近Nack5でよく聞いているのは、日曜日の「カメレオンパーティ」と土曜日の「HITS THE TOWN!」あたりかな。
ラジオデイズ、それもありだな、と思った、日曜日の夜。
1995年神奈川県川崎市のお寺生まれ。中高は全寮制男子校に6年間通い、その後横浜国立大学経営学部にて「宗教法人の情報開示 ~公益性の観点から~」をテーマに、ソーシャルセクターの中の宗教法人の情報開示を、公益性・社会性の観点から評価し、開示する方法を研究。その後はコンサルティング会社で働きつつ、「#お寺をアップデート」を合言葉に、お寺をソーシャルグッドな存在にするための方法や、お寺のこれからのカタチを発信している。また、実際にお寺の現場に訪問し、お寺のアップデートを実際に手伝うことも。詳しいプロフィールはこちら>>
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