お寺 のこれからが悩みの種、そんな方へ。3つのキーワードで考えてみた

お寺 のこれからを予測

2018年から、 お寺 の変化や将来性について、「次のお寺を考えよう」というテーマで話してきましたが、2019年になったので、2019年のトレンドを占ってみようと思います。

「檀家がどんどん減ってしょうがない…うちのお寺は何を進めればよいのだろうか?」

「人を呼びたいから、イベントをやっては見たけど、いまいち…」

「結局、お坊さんにはなったけど、仏教の教えって伝えられてないよね…」

といったお悩みをお持ちのお坊さん。

この記事をお読みになって、ぜひ実践できることからやってみていただければと思います。

そもそも、ちょっと前からお寺の変化・将来性について話したくなったのは、

「お寺が面白くなってきて、実家のお寺でできそうなことを探したくなった」

「研究やコンサルという職を通して、お寺に関して考えるのが楽しくなった」

「世の中のお寺を幸せを作る、ワクワクを作る場所になればいいなと思った」

からだったのですが、今回は、コンサルという立場から、幸せを作ったり、ワクワクする場所として、今年お寺がどんな変化をして、どんなものになっていくかを勝手に予測してみました。

3つのキーワード

2019年のお寺を予測するときにのキーワードは下記の3つです。

 お寺 のキーワード

これらは、世の中の時流にお寺がどのくらいついてくるか、という挑戦の年にもなるともいえます。

「現状維持でいいや~」は通じなくなります。というか、現状維持は時代の中においては置いて行かれるだけですがw

さて、早速解説していきましょう。

1.お坊さん×動画

昨年終わりに、明石ガクトさんが書いた『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』がベストセラーになりました。

また、最近のインフルエンサーはYoutubeやツイッターライブ、インスタライブ、SHOWROOMなど、動画コンテンツ作成に取り組み始めています。

独自のブログを持たずとも、ユーザーベースがそれぞれあるというのが追い風になっているのもあります。

文字メディアは終わった(ブログはオワコン)言論も昨年末にありましたが、それと「お坊さん×動画」は少し軸が異なります。

お坊さんの(一応の)仕事の一つに布教があります。その活動のひとつに「法話」がありますが、なぜかどのお寺も自分のお寺に来てもらうというハードルを儲けて、新たに来る人を呼びづらくしています。(布教なのに!)

本当に「有難いお話」をいろんな方に聞いてほしければ、しっかり布教したければ、そして仏教は良いものだと思っているのならば、動画でいろんな人に見てもらうのが一番手っ取り早くないでしょうか?

加えて、目に映る動画と、音声が同時にあれば、人間の2チャネル(視覚と聴覚)でインプットできます。

実際、ツイッターを覗くと、こんな方が。


そう、ここまで私が話してみたことを実践して、発信している方がいます。この方のすごいところは「ノウハウを無料で提供している」ということです。

つまり、「いろんなお坊さんに実践してほしい」という思いがあるのではないかと。

上記のツイートでも久保さんがおっしゃる通り「お坊さんがやるかやらないか」です。

まとめると

  • これからは、文字より動画、場所の制約を受けないで法話を受けられるように
  • 布教という目的を果たすために法話を話すなら、誰でもアクセスできるものを選ぼう
  • 動画元年はお坊さんも宗教も無縁ではない

もう一度言いますが、法話をいろんな人に発信したければ「動画」です。

加えて、それぞれのお坊さんがSNS上、またはリアルの場でキャラを出していくのも当たり前になりそうですね。

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2.オンライン→リアル

矢印で示しましたが、これは「オンラインでつながり、リアルに会いに行く(または会ってもらう)」ということがこれからよりスタンダードになるよ、ということです。

お寺のおぼうさん

お坊さん、という存在は、一般人(特にそこまで関心がない、関係がない人)にとって、「関わるのが難しそう」「怖そう」というイメージをもたれています。それ以上に、「何をしているかわからない(=だから関心がない)」というのがあります。

そんなイメージをお坊さんがぶっこわそうとしている、そんな情景がSNSでよく見られました。

例えば、カレー坊主さん(@bushi_yoshida)。

カレーが大好き、なお坊さんだけでなく、カレーを提供したり、なんとカレーを開発してしまったり、お坊さんにしてすごいのですが、なにより「坊主」としての発信力の高さ。そして、それがちゃんと「ありがたみある」話だったり。

ツイッターではこんなツイートが。


仏教における「四苦八苦」のうちのひとつ、「老い」に対して、 カレーに例えて、乗り越えてもらう、「抜苦」してもらう教えを発信しています。

また、共同財布サービス「Gojo」では「カレーとお寺のコミュニティを作ろう」という名前で登録し、コミュニティを作っています。

さて、やっとですが。「オンライン→リアル」について話します。

これらの発信に加え、やはり「このお坊さんに会いに行きたい、けどどうすれば?」という人がいる。そこに行きたいというお坊さん側の思いを実際に果たそうとしている動きがあります。

上記は案ベースで、「こんなことしたい!」と言っているだけですが、今年は案だけでなく実際に動き出すのではないか、AKBではありませんが、「会いに行けるお坊さん」というのが重要なキーワードになるのではないでしょうか。

ちなみに、カレー坊主さんはどこのお寺にいるかについてはこちらを参考に…。

まあいいのですが、カレー坊主さんは、いろんなイベントに顔を出したりもしていて、会うのが容易と言えば容易です。

これからは、オンラインで発信するお坊さんに会いに行って見たい一般人がリアルで会う機会が増えるのではないか、実際にイベントが増えたり話してみたい一般人とお坊さんのマッチングサービスのようなものもできてくるのではないかな?と予測しています。

まとめると、

  • オンライン発信はこれからも増える
  • オンライン発信をしているお坊さんは、ファンが増え、「リアルで会う」ニーズが生まれる
  • お坊さんと一般人の間の壁を壊すチャンス

と言えます。

3.お寺のコミュニティハウス化

聞きなれない言葉登場。「コミュニティハウス」は造語ですが、いわゆる「公民館」や「地域に開放した学校」のような場所のことをいいます。

つまり、お寺がコミュニティハウスのようなものに変化する動きが今まで以上に加速します。

加速すると言い切れる理由は、「場」のニーズが高まっているからです。

場

先日、お寺はコワーキングスペースとして開放して、落ち着く場を作ろう、生産性を上げようという話を書きました。

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実はそれに限らず、お寺はコミュニティハウス(公民館やセミナー会場)に活用する例が多くあります。

都市部に多いのは、「会議室が空いてない!」「公民館混みすぎ!」「カフェ空いてない!」のような、「ちょうど使いやすい」場所の不足があります。

そこにこそ、お寺の食い込める部分が多くあるのではと考えます。

例えば、私が先日取得した「相続診断士」のセミナーの会場に、お寺が使われていて、テーマも「歴史あるお寺で「終活」と「争族」についてじっくり考えてみませんか?」という、「お寺×終活」のブランディングをしている活用方法です。

セミナーのページ

また、子どもに開放して、「日曜学校」としているところもあります。


このような動きは、特に客間を多く持っている、お堂が大きいなど不動産が多いお寺さんや、学校が近かったり、まわりが住宅街になっていたりと地域住民が来やすいお寺さんが動き出しやすいでしょう。

ここ数年、事例も多く、実際に集客に成功したり、知名度の向上につながったりしている場所もあるようです。

町のお寺さん、地域のためにおひとついかがでしょうか?

まとめ

ここまで2019年のお寺のキーワードとして

  1. お坊さん×動画
  2. オンライン→リアル
  3. お寺のコミュニティハウス化

を取り上げました。

時流でもありますが、何よりも「これからのお寺やお坊さんですべきこと」を考えるときにこの3つは頭に入れておきたいものです。

お寺に現状足りていないのはマーケティングの視点、特に「情報の非対称性」の解消です。

だから、「とりあえずイベント」「とりあえず法話」ではなく、「今は何が受けるのか?」「どういうことを今すればいいのか?」を検討する必要が大きいでしょう。

「ではどうすればいいの?」「どういうことをすれば?」という声に、ぜひお答えしたいと思いますので、そちらのお寺の状況なども伺いながら一緒にお寺を良くしていきましょう!

下記の問い合わせフォームよりどうぞ。

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