【応援】#NPO法人 ひとまき のサポーターになりました!
もくじ
NPO法人 ひとまき 様のサポーターになりました!
大学生3年生の頃に、やさしいコミュニティを実現したい!と思って、入って3年の大学の生協学生委員会で共済の制度を広めるという活動をしていたのですが、それを本気かつ山の中に創ろうとしているという集団がいて驚きました!それが、このNPO法人 ひとまき (旧名ONEれいほく)様だったわけです。
そもそも、知ったきっかけはイケダハヤトさんが紹介していたこと、加えて田舎の未来を変える若者に自分がわくわくしたことですね。
僕の出身は川崎市ですが、中学受験をしたときに、「東京のラッシュが嫌だ」「家が嫌だ」と言って、栃木県那須の全寮制の中高一貫校に入っていました。(プロフィールを参照)
正直、希望を特に持たない若者にとって、東京は行くだけ損な気がしていたのです。(中学生にして(笑))その那須で、かなりいろんな成長をしました。あと、勉強することに目覚めたのもそこでしたね。だから、「田舎」に対する抵抗は非常に少ないうえに、むしろポジティブなイメージが非常にありました。
それなので、山の田舎でなにかをしてみよう、若者と限界集落のイノベーションの話は非常に興味深かったのです。やさしい社会を1つ作るためにも。もともといじめられっこで、弱い子だったので(過去記事の男子に対する「強くなりなさい」という呪いを参照)、弱いし、やりたいことが見つからないORやれる気がしないOR生きる希望がないという人のために動いている人たちに少し支援できないかと思ったので支援してみたのです。
そういう人たちが、自殺したり引きこもってしまったり、NEETになったり。それは社会にとってかなりのマイナスだと思うのです。であれば「活躍の場を作り」「できることから挑んでもらう」というのは非常に大事だと思うのです。
じゃあ、まずどこに支援したいという気持ちが生まれるポイントがあったか。2つ書きます。もはや支援するおすすめポイントですが(笑)
1、ただ「コミュニティを作る」で終わってない
改めて、このひとまき様のビジョンを見直したとき、「何度でも生き方を選ぶことができる」というフレーズが印象に残りました。
それは、ただ田舎に若者コミュニティをいれて、という実験場ではなく、あくまで生き方の選択肢を、学問や資格といったありふれたものでなく、特殊なパワーや心意気を持たない限りできないことでもなく、一緒に考えようって言ってくれるコミュニティを作っている点が非常に良いと感じました。
僕も、お寺のコミュニティについて書いているので、この考え方をお寺に広めていったら、地方の若者が無理に東京にでなくても活躍できる場所や、むしろ東京にいる若者に希望や安心を与える場としてお寺が役割を持つことができるかもしれないな、と感じました。なので、ぜひ今度活動を見に行きたいところですね。
2、「田舎」「地域性」「若者」の差別化
普通、人が集まる都市でこういうのをやるべきだと思う方が多いと思います。なぜなら、その方が規模が大きくしやすい(都市の規模優位性)ですし、アクセスしやすい(アクセス可能性が優位)からです。
しかし、「田舎」を選ぶことで、ほんとに思い悩んだ人しか来ない(これを知って手を上げてくる人しか来ないので確実に必要としている)ということが徹底されていて、中途半端な意思の人はあまり来ないだろうと想定できます。
また、規模をひたすら人が増えることで大きくするのではなく、「ネットワークを広げること」をコミュニティの拡大と考えれば、都市でやる必要もないのです。加えて、「地域性」があり、口コミで人がより来やすくなります。
なぜなら、その地域を知らない限り来れないからです。資源を掘り出すのも、その地域でしかできないことですし。あとは、来るためのきっかけ(セミナーをたくさんやってらしているようですが)をよりいろんな形で増やせると、体験しに来てくれる若者が増えるのではないでしょうか?(ここまでは神田昌典著の『あなたの会社が90日で儲かる!』を参考にしています。)
さらに田舎でやるので、「田舎ならではのこと」がたくさんできます。すでにやっていらしたのは、農業系のインターンや地域のプログラムの改善計画立案や地域にある資源をビジネス化するプログラム。
これは田舎地域の方が確実に特色ある資源を持っていますし、可能性と柔軟性が非常に高いです。
そして「若者」という要素。いわゆる「地域おこし協力隊」や「地域ワーホリ」などとの違いをここで生んでいる気がします。
若者を、しかも「生き方に悩む若者」をターゲットにしている点、生計を立てることではなく、体験してやりがいを感じるということにフォーカスしている点に魅力を感じました。
以上、2つの点からひとまき様を支援したいとおすすめするポイントを書いてみました。
この「生き方に悩む若者」に「人生見直しプラットフォーム」としてのプログラム「マキワリプログラム」はすぐに参加可能ですので、ぜひご参加ください!
お寺は若者を…?
さて、まとめていくのですが、地域のお寺は悩める若者にどのようにアプローチすべきでしょうか?
そのためのヒントがこの「ひとまき様」に入っている気がします。
なぜなら、NPOとして動いている彼らのように、お寺もNPOのような動きをこれからしていくことで、それが強みになりえるからです。
ただ教えをのたまうこと、それももちろん重要です。檀家の取り扱いで大変、それもわかります。お寺はその役割を負っていますから。
でもそれはもしかしたらなくなってしまうかもしれない。
であれば、より公益性にクローズアップした活動を求められるようになります。お寺が持っている宗教的考え方を軸に、いろんな事業を、始めていける、自由な時代がこれからできるのではないでしょうか?
こういうやさしい社会を実現したいという、思いに支援をしようと思ったのが僕の意志です。
でも、これって、お寺もやろうと思えばできることです。地域の存在感を取り戻していくためにも、宗教というコミュニティを活用するためにも、ひとつ提案としてこのような活動に挑んでみるのはいかがでしょうか?
1995年神奈川県川崎市のお寺生まれ。中高は全寮制男子校に6年間通い、その後横浜国立大学経営学部にて「宗教法人の情報開示 ~公益性の観点から~」をテーマに、ソーシャルセクターの中の宗教法人の情報開示を、公益性・社会性の観点から評価し、開示する方法を研究。その後はコンサルティング会社で働きつつ、「#お寺をアップデート」を合言葉に、お寺をソーシャルグッドな存在にするための方法や、お寺のこれからのカタチを発信している。また、実際にお寺の現場に訪問し、お寺のアップデートを実際に手伝うことも。詳しいプロフィールはこちら>>
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント