お寺 コワーキングスペースを作ろう。色んな人がお寺に集まる方法

 お寺 という場所

「日本には、カフェが輸入される前から、 お寺 というサードプレイスがあったそうな…」

「またまた~なに言ってんの」「なーに言ってんだハゲ」…事実です。

お寺の住職さん、人の出入りが少なくて困っているとか、平日暇すぎてしょうがないとかお悩みでしたら、ぜひ「お寺のコワーキングスペース」を作るのはいかがでしょうか?

「畳の部屋がある」「机と座布団又は椅子がそろっている」「まとまった場所がある」「だいたいお茶ならすぐ出せる」「場合によっては布団が出せる」

…そういう点でお寺コワーキングスペースの居心地ってちゃんと整えて開放すれば最高では?という話をします。

お寺の居心地はいかに?

お寺

「そもそもお寺ってそういうことに使っていいの?」

全く問題ありません。お寺でLIVEしたり、昔ならば学校を開いていたりしたのですから。

「お寺って、お葬式する場所だし、お墓あるし、落ち着けるの?」

お寺の中って、結構静かなイメージありませんか?

例えば、トップ画にもなっている福井県の永平寺。ここは山の中、というのもありますが、多くの観光客が来るのに、中はかなり静かです。聞こえてくるお経の音が良いBGMでした。

僕の実家のお寺は、最寄り駅より徒歩5分ですが、かなり閑静な住宅街にあるためか、すごく静かです。

落ち着ける、のは間違いないですし、お墓の存在は正直気になるのかな?という感じです。(お寺は霊園ではないので)

観光寺院だと、お寺の中に茶室を設けたり、休憩所で地域のものを味わえたり、とあるのですが、どのお寺でもできるものではありません。

そこで、今回提案したいのは、「空き時間の活用」でサードプレイス化をすることが良いと考えます。

実は、お寺のコワーキングスペースというのがすでに存在しています。

お寺の和室コワーキングスペース

北海道は苫小牧の正光寺というお寺さんが、すでにやっております。その概要は以下のように。

お寺の和室でコワーキングスペース はじめました。

机あります。座布団あります。お茶とお菓子あります。

他は何もありません。

利用料金は500円程度をお賽銭箱にお願いします。

シンプルかつ、お寺を開放して使ってもらう。

改めて、こういう「お寺のサードプレイス化」は面白いと思います。

実際、これがどういう効果があるかも考えました。

お寺のコワーキングスペースをやる理由

コワーキングスペース

どこのお寺もそうですが、お寺はしっかり不動産を所持しているのに、遊んでいる時間が多いのです。コンビニより多いのに、法事以外で使われないのはもったいないと考えます。

いま実家でこのブログを書いていますが、今も参拝している人はいないし、客間は真っ暗だし。ここを開放して、料金を払ってでも使ってみたい人は多くいます。

実際、計算してみると、かなりの量のスペースが余っていることがわかりました。

実際の数値を使った推定値ですが、下記のような計算式で計算してみました。

ちなみに、喫茶店の軒数は69,983軒。この時点でお寺の方が多いですね。さらに言うと、お寺の広さは客殿と本堂を組み合わせていて、客殿(または客間)のサイズの平均は105㎡。普通の喫茶店より明らかに広いはずです。

また、あくまで僕の実家の実測ですが、平日の6~8時間はフリーな時間が生まれていますので、そこを活用するとだいたい30~40時間創出できます。

そう、そこに人が集められるようになると、利用料500円×10人=1日当たり5000円÷7時間=715円/時となります。法事一本よりは安いですが、何も生み出さない時間が減ります。

そこに目を付けて、早速やってらっしゃる方がいることに興味があります。

実際、「コワーキングスペースの運営実態と運営成果に関する研究」によると、1か月の平均利用者数の最頻値は10~50人、年代層は30~40代の経営者やフリーランス、もっとも混む時間はだいたいお昼ごろのようです。

つまり、お昼の、特に法事がない日と時間を常に把握して、その間コワーキングスペースとしてお寺を開放することで、不動産の価値としてのお寺(または付属の客間)という部分が活用できます。

すでに、ニーズは問題なく存在しているので、あとは運営方法を、お寺だからできるような方法にしていく必要があります。

例えば、先ほどのお寺のコワーキングスペースの例のように、お賽銭でお参りした人に利用していただけるようにする、とか、お寺発行のコインを購入して、使うときに支払うという形式もありですね。

関連記事

23歳お寺生まれによるお寺”トークンエコノミー”導入計画

ちなみに、すでにチャレンジしているお寺さんは増えてきています。

山梨のお寺さんでも早速お盆の前のお塔婆を書く時期を活用して。

 

 

お寺コワーキングスペース のメリット

ここで疑問が。「メリットあるの?

あります。

断言できることとして、お寺の空いている時間を有効活用できること。特に都会のお寺で言えるのですが、法事以外の時間は何もしていないことが多いので、それを開放するだけで、場所当たりの生産性が上がります。

お寺に入りにくい、という抵抗感をなくすことも作用されると考えられます。畳の上で、座布団の上で、寝転がりながら、のほうが働きやすい人、というのも一定数いるので(私がそうです)、そういう人が来やすくできるように設計する必要はあります。

畳

また、リモートワークのために、カフェやコワーキングスペースが多く利用されていますが、場所に限りがあります。

であれば、お寺という場所をすでに持っているところを開放するのです。カフェの空いているところやコワーキングスペースで使えるところを探す無駄が減るので、利用者にとってもうれしい部分があるといえます。

社会にとっては、「生産性シフト」としての活動として広めていきたいです。

メリットをまとめると、

  • お寺の空いている時間や場所を有効活用できる
  • 畳の場所がいい人や寝転がって仕事したい人に場所を提供できる
  • コンビニより多いので、カフェ以上に場所を探すのが簡単
  • そもそも畳なので、「満席」の概念がない
  • リモートワークなどの、「生産性シフト」に対応

というメリット尽くしっちゃメリット尽くしです。

「コワーキングスペース」「働き方改革」「生産性シフト」と、いま話題のものにも乗れるという点で、面白いと思います。

サードプレイス化の第1歩としての提案

いわゆる、「サードプレイス」というのは、スタバの提案しているスタイルですが、寺院でそれを提案する理由を言うと、「家以上に、職場以上に落ち着ける場所って、お寺じゃね?」という理由です。

色んな人が、勝手にお寺に来て、お参りして、一休みしながらお坊さんとお話ししたり、お茶をいただいたり、という空間がお寺でした。

関連記事

お寺3.0 お寺の変化からイケてる お寺 を考えてみた。

ただ、今は檀家さん対応が忙しい、とか副業しないとお金が…とかいろいろ事情があって、そういう「ゆるっとした空間」ではなくなってきています。

そこで、居心地のいい場所を作ってみるために、「職場以上に落ち着ける場所を作って、働けるようにして、のびのび過ごしてもらう」ということができる環境第一歩として作っていただきたいので今回提案を書きました。

より詳しく知りたい!やり方教えて!という方はぜひ下記のフォームにご連絡ください。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL