お寺 が終活セミナーをやるべき3つの理由【お寺×終活】

こんにちは、しまだです。以前、話題の「終活」に、 お寺 がかかわるべき、という記事を書きました。

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今回はさらに具体的に「お寺で終活セミナーをすべき理由」とその具体的手法についてまとめました!

お上人
お上人
〇お寺で終活を取り組んでみようとは思うんだけど、何からやればいいのかわからない

 

〇お寺で終活を取り組む意味ってあるの?

 

〇終活セミナーというのは聞いたことあるが、どう取り組めばわからない


という方にぜひ読んでいただきたいと思います!

実は、相続診断士という、終活関連の資格も持っているので、こういう話は専門領域内です。お任せください。

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お寺 が終活セミナーをやるべき3つの理由

お寺 が終活セミナーをすべき3つの理由

「最初にやるべきなのはなぜ終活セミナーなのか?」について、下記の3つの理由があります。

1.お寺の檀家さんに情報提供することで、檀家さんとしての満足度アップにつながる

2.葬儀やお墓をお寺でお世話になろう、という方が増える

3.相続の問題をお寺と士業の先生とで同時に解決できるので、参加いただく士業の先生もうれしい

それぞれ見ていきましょう。

1.お寺の檀家さんに情報提供することで、檀家さんとしての満足度アップにつながる

お寺さんは、最近「檀家さんが減ってきてしまってね・・・」というお悩みをお持ちのことが多いかと思います。僕の実家もご多分に漏れておりません。

既存顧客を大事にした方がよい理由

マーケティングの世界でよく言われる「1:5の法則」をご存知でしょうか。

「1対5の法則」はマーケティングにおける経験則として知られているもので、新規顧客を獲得するためには既存顧客の5倍のコストがかかるというものです。

例えば、既存顧客から再受注する際のコストが1万円だとすると、新規顧客を1人獲得するためのコストは5万円になることになります。

経験則から生まれた法則ですが、もちろんお寺の場合も同様です。最近は、新規の檀家さんを獲得するのはかなりの難易度になっているはずです。

お寺も顧客満足度を高める必要アリ

既存のお檀家さんを大事にすることで、満足度の向上に努めないと、どうしても「離檀」や「墓じまい」という話に発展してしまいがちです。(最終的にはトラブルになりかねません)

そのための情報提供に、終活セミナーで、例えば「そろそろお墓のことを…」「そろそろ子どもに迷惑をかけないように対策しないと…」というお檀家さんの思いをくみ取って、「こういうのやりますよ~」と発信すると、お寺さんに対するハートをぐっとつかめますよ!

あと、セミナーをお檀家さんおよびそれ以外の方に向けて開催することで、お寺との接点を増やすことができるので、継続的な関係性に持ち込むのにぴったりです。できれば、メールアドレスや住所などの連絡先も集めて、今後のご案内を送るリスト集めもしましょう!

参考記事

お寺 の檀家さんを大事にすべき理由とすべきこと

2.葬儀やお墓をお寺でお世話になろう、という方が増える

「終活をしたい」をデータで見る

「終活をしたい」という方は年々増えています。

アンケートリサーチの楽天インサイトが2019年に20歳~60歳の男女1000人を対象に調査した「終活に関する調査」によると、「終活をする意向はありますか?」という質問には40.3%の人が「はい」と回答しています。しかも、2018年には39.1%だった割合が増加しています。

そのような背景から、終活セミナーをするべきだ、という話になるのですが、もうひとつ注目ポイントが「終活セミナーに参加することで、お墓をご希望いただいたり、お葬式をお寺にお任せしたいという方が増えたという成果が生まれています。

お坊さん・お寺はまだまだ葬儀・お墓の主流

ご葬儀について、「お坊さんを入れた葬儀なんか、みんなしたがるのか?」とお思いの方。大丈夫ですよ。

「いい葬儀」の運営会社の鎌倉新書様が2017年に調査した「第3回お葬式に関する全国調査」によれば、家族葬+一般葬の割合は、全国の消費者1999件のアンケートから、90%くらいあります。家族葬は、モノによっては無宗教のこともありますが、まだ仏教式が多いので、実質お坊さんを入れた葬儀になっている場合が多いです。つまり、まだお坊さんを入れた葬儀をすることがほとんどです。まだまだ根強い。

葬儀社に丸投げしようとしていたお檀家さんが、お寺に事前相談に来る、ということが終活セミナーをすることで増えた、なんていう事例も増えています。

お墓のほうも、「え、それって永代供養墓とか樹木葬とかでしょ?」と疑問符の方。そうでもないですよ。

2018年に鎌倉新書様(ポータルサイト「いいお墓」運営会社)がリサーチした「お墓の消費者全国実態調査」から浮かび上がったのは、一般のお墓を買う人がいまだに40%程度いる、という事実です。ちなみに、次点が樹木葬で30%、納骨堂で24.8%でした。

これから、樹木葬や納骨堂への収骨が増えてくることは予想にたやすいですが、一方で、お墓に入れるつもりの方はまだまだ多いといえるでしょう。

「終活=お寺」というイメージもまだまだ強いのです。だからでこそ、お寺で終活を始めていただく、最初のスタート地点にうってつけなのです。

3.相続の問題をお寺と士業の先生とで同時に解決できるので、参加いただく士業の先生もうれしい

終活セミナーで欠かせないのは、「相続の問題」。

先ほど取り上げた楽天インサイトのアンケートから、「終活をしたい理由」として下記のような割合で回答が出ています(複数回答可、母数n=430)。

理由割合
家族に迷惑をかけたくないから75.9%
病気や怪我、介護生活で寝たきりになった場合に備えるため46.4%
自分の人生の棚卸し、整理をしたいから34.7%

「家族に迷惑をかけたくない」と「寝たきりになった場合に備える」には、「相続問題」「認知症対策問題」がかかわってきます。

「家族に迷惑をかけたくない」方の中には、「自分が亡くなった後、家族が財産の相続で揉めてほしくない」「自分の遺思通りの相続を叶えたい」という方がいると考えられます。

また、「認知症対策問題」については、介護の問題と、後見や家族信託のような認知症後の意思決定能力の欠如(つまり、財産の処分ができなくなる)への対策が必要です。

相続の問題も一挙解決したいニーズ

こういうことは、弁護士とか司法書士とかにお任せできる内容です。だから、「終活セミナー」には弁護士さんをお呼びすることをオススメしています。

弁護士さんは、相続問題でも認知症問題でも、ほぼすべての業務ができます。トラブルになっても安心なのが弁護士さんです。もっといえば、弁護士さんに「トラブルになる前に」相談してもらえるため、弁護士さんも負担が少なく、しっかりとお仕事につながるため、お寺としても、弁護士さんとしてもうれしい話ですね。

むしろ、3番目にきている「自分の人生の棚卸し、整理」はお坊さんがお受けできるお話ではないでしょうか?エンディングノートを一緒に書いたり、今まで吐けなかった悩みを吐き出してもらったり。そここそがお坊さんのバリューの出しどころだと思います。

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どんな流れで終活セミナーを作ればいいの?

 お寺 で終活セミナー

終活セミナーをお寺で企画するには、流れがあります。

具体的には下記の手順で進めましょう。

  1. 一緒にお手伝いいただける、なるべく相続に詳しい弁護士さんを探す
  2. 日程を決める(土日午前セミナー+午後相談会、または平日夜間セミナー、後日相談会日程を組む)
  3. 総代さん・檀家さんに実施してよいか確認する(弁護士さんを紹介しつつ)
  4. 事前に大方の内容を決めて、チラシを作る
  5. 檀家さんにチラシを配る(お店をやっているなどの場合は、貼ってもらう)
  6. 当日までに、セミナーのテキストと参加者アンケートを作る

このような流れで進めましょう。

開催する際のポイントは?

開催するときのポイントもまとめておきます。

  • 相続に強い弁護士は、ネットで探した方がベター
  • 今後、寺院のトラブルにもお答えいただけるように継続的な関係を作りましょう
  • 場所は基本的にはお寺で。ただ、センシティブな相談があるかもしれないので、その場合は後日相談にすることをオススメします
  • チラシなどの広告はお檀家さんツテで進めた方が安くて安心です
  • セミナーテキストは、できればパワーポイントでスライドを作りたいですが、大変なのでワードで手元に残るものがあればOKです
  • 参加者アンケートが一番重要です。そのセミナーの参加者さんが終活に対してどのような姿勢なのか、を知るツールです

 

まとめ

ここまで、「お寺で終活セミナーをした方が良い理由」についてまとめ、どういう流れで進めるかについても書きました。

下記に再度まとめておきます。

〇「最初にやるべきなのはなぜ終活セミナーなのか?」の理由

1.お寺の檀家さんに情報提供することで、檀家さんとしての満足度アップにつながる

2.葬儀やお墓をお寺でお世話になろう、という方が増える

3.相続の問題をお寺と士業の先生とで同時に解決できるので、参加いただく士業の先生もうれしい

〇セミナーの流れやポイント

・連携する相手を探すこと

・お寺でやるための流れは無視してはいけません

・お寺でやるからには、お寺で継続的にフォローしましょう

 

以上、「お寺で終活セミナーをすべき理由」とその具体的手法についてお伝えいたしました!

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「具体的に手法がもっと知りたい!」

というかたは、ぜひご質問ください!

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